建物を使うために

公共の建物を借用するためにはいくつかの条件があります。

 

1.浜松市から許認可をいただくこと。

 ●これに向けて、現在行政各課と話し合いをしております。

 ●賃料が発生するため、建物使用者は公募での選出となります。

 

2.使うひとが修繕補修すること

 候補地は、2012年に廃校になりました。

 抱えている課題は以下です。

 ●屋根の全面張替え補修

 ●浄化槽の設置(およそ450万円)

 ●ライフラインの引き直し

 ●外壁塗装

このハード面の補修だけで相当な費用がかかります。

国には、廃校活用プロジェクトという補助金制度があります。

これを使用するためには、浜松市の行政からの申請が必要です。

わたしたちの事業が、全国に例がないこともあり

どの窓口から申請をしていただけるか

現在行政に検討・申請のお願いを続けております。

 

 

学校の内装はとても状態がよく、使える部分は

現状のままで使っていきます。

(この地域の地盤の強さ、建材の良さのおかげです)

助産院部門が、お産や入院に対応するため

入院分娩設備のために、大幅な改築が必要になります。

 

ハード面でおよそ2億円、

ソフト面でおよそ5千万円。

これが、予算2億5千万円(概算)の理由です。

 

3.借用料を浜松市に支払うこと

 公共の建物を借りるため、借用料が発生します。

 廃校全棟借りると、年間1千万円の賃料です。

 しかし、候補地が中山間地域であるため

 浜松市中山間地域振興計画に該当します。

 P15にあります、主要施策19項目のうち4項目該当すると

 賃料が無償になります。

 本事業が現在該当する施策が、19項目中2項目です。

 これにより80%の賃料減免の可能性が高いと言われています。

 (年間賃料約200万円)

 他の項目も該当するよう、今後調整し、賃料の減免を目指して参ります。